2004年9月に購入。
実は一年前の同じ次期、子供の運動会のためにキャノンのフィルム一眼レフ「EOS
Kiss5スターティングキット」なるもを買っていました。
Kiss5本体の他、標準・望遠ズームの2本、三脚、トートバックと入門用ビデオがセットになったもので、その当時7万前後だったと記憶しています。Kissはとにかく軽くて、本体+標準ズームで650g程度、望遠ズームも500g弱なので旅行に持っていくのにも何とか苦にならない程度の軽さが魅力でした。
が、フィルムカメラの悲しさで、撮れば撮るほど現像+プリント代がかさむし、ちょっとためし撮りをするのにも気が引けるということで、だんだんと出番が少なくなり、何らかのイベントでもなければバッグから取り出されることはなくなっていきました。
「こんなことではイカン!」今年こそちゃんと一眼レフを活用しよう、という情熱はいつの間にか、あらぬ方向への物欲へと変化し、「今年は一眼デジカメを購入する」と、誰が決めたのか閣議決定の如く既成事実となり、気が付けばネットで一眼デジカメを物色している自分がいました...
前置きが長くなりましたが、今回の購入の対抗馬として一番有望だったのは何と言ってもキャノンの「EOS
Kiss デジタル」でした。
10万円台前半という低価格で鮮烈なデビューを飾り、デジタル一眼レフブームを巻き起こしたKissは、最初から最後まで物欲リストのトップアイテムでした。何より昨年買ったKiss5のレンズが使いまわせるし、家族にそれなりの言い訳もできる!
しかし、物欲リスト2番手の「ニコンD70」の存在には最後まで頭を悩ませられました。
それと言うのも、以前に読んだ「デジタル一眼レフBOOK Vol.3」のプロカメラマン座談会の一節「やっぱりイチオシはD70!」というくだりが頭から離れなかったからです。
起動が0.2秒というほとんど瞬時というスピードや連写性能はデジKissを遥かに凌いでるとのこと。確かに、ネットで調べてもデジKissの「待たされ感」はちょっと問題があるように感じました。
私の場合、被写体はほとんど我が家の子供達なので、カメラのレスポンスは最優先課題なのです。
それまではサイバーショットでバシャ撮りをしていたのですが、子供のちょっとしたいい表情を撮ろうとカメラを立ち上げた時には、もう別のことをしているし、シャッターを切った瞬間、目をつぶってしまったので「もう一枚!」と構えても次のコマを撮るまでにメモリへの書き込みなどで数秒待たされてしまい、その頃には子供は飽きてどこかへ行っちゃう...なんて苦い思いを幾度となくしてきた身としては、秒4コマという決して速くはなくても、メモリが一杯になるまでシャッターを切り続けられるという連射性能は大きな魅力でした。
連写性能といえば、キャノンのEOS20Dも有力候補だったのですが、残念ながら運動会に間に合わず予選落ちとなりました。
あと気になる存在としてコニカミノルタの「α-7デジタル」は本体側に光学手ブレ補正を搭載しているとのことですが、リリースが2004年秋で予想実売価格が20万とのこと、やはり選考外でした。
色々悩んだ挙句、楽天市場の「アウトレット・ミスターマックス」さんがカード決済OKということだったので、冬のボーナス一括払い。税・送料込み13万円也で購入しました(笑)
カード引き落とされる頃には、1〜2万下がってるんだろうな...
ついでに、D70購入の決め手となったのは、「タムロン AF
75-300mm F/4-5.6 LD MACRO」を楽天で発見したこと。税込み9240円だったのでレンズセットと合わせても14万で済む。キャノンのEOS20Dはレンズキットだけで18万だから、ということで一気に購入モードに突入したわけです。ちなみに、レンズを買ったのは香川県の「カメラのキタムラ」さんです。10500円以上は送料サービス、とのことだったのでプリンタの用紙を無理やり買って送料無料にしました(笑)
以下、D70のあれこれ