ルビテル166-B

LOMOといえば、オモチャっぽいカメラで有名であるが、最近はそのチャチさを逆手にとってファッショナブルなイメージで売り出している。
ルビテル166は、本来真面目な二眼レフをオモカメ風に作ってみました!みたいなノリのカメラである。
166にはUとBの2タイプあるが、Bは国内向けで質素な作り。UはUniversalの略で、外国向けに作られ、35ミリアダプタが付属するなど豪華な構成である。
フォトショップサイトウさんにて166-Bが比較的安く売りに出ていたのを発見し、購入した。どうせルビテルで35ミリなんか使うつもりはないので、Bで充分と割り切る。
写りに関して、期待はしていなかったが・・・
ま、下のサンプルは良く撮れた内である


166-Bには35ミリフィルム用のアダプタが付属しないが、無理やり使う方法がある。
使用済みのブローニーフィルムの裏紙の内側に、パトローネから引き出した35ミリフィルムを巻きつけて、ブローニーで撮るのと同じように使うのである。ちょっとしたパノラマ風の写真が撮れるが、フィルムの巻きが甘いと下のように中心がぼやけた写真となる。
このカメラの良いところは何てったって軽いことである。
ボディの金属比率は1割あるだろうか?というくらいに軽い。
また、ビューレンズとテイクレンズが歯車になっていて、ピント合わせのときに連動して回るのも楽しい。
しかしご覧のとおり写りは良くない。お散歩カメラとして気軽にパチリ!とやりたいところだが、ブローニーフィルムの値段を考えるとそうそうシャッターも切れない・・・


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