デジタル一眼レフ

     
  レンズによる画角の違い(その1・ワイド端)  
同じ条件でレンズの違いによりどれくらいの差が出るのか?素朴な疑問から実験をしてみました
今回は、D70にズームレンズ3本+固定焦点レンズ2本を組み合わせてレンズによる画角の違いの検証です。

     テストに使用したレンズ
ズーム系     ニコン AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED 以下、18-70mm   D70レンズキットに付いていた銘レンズ
風景から人物スナップまでの守備範囲での高画質が自慢
 タムロン  AF 75-300mm F/4-5.6 LD MACRO (1:3.9)  75-300mm  望遠をカバーするために買ったレンズ
当時でも1万を切る安さが魅力だった
AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (A061)  28-300mm  28mmから300mmをカバーする高倍率ズーム
旅行の際に、少しでも荷物を減らすために購入
銀塩カメラでも使えるのが魅力
固定焦点   ニコン  Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D  50mm  どちらかと言うと銀塩カメラ用に買ったレンズ
明るくてコストパフォーマンスが高い一品
Ai AF Nikkor 24mm f/2.8D  24mm  銀塩広角用として購入
デジ一では36mm相当と中途半端な画角

ワイド端での比較
ニコン
18-70mm

(18mm)
35mmで27mm相当(ややこしい?)
人の目で、ざっと見える範囲が行儀よく納まっています。
4隅の破綻も目立たず、風景撮影にはもってこいのレンズだと言えます。
タムロン
28-300mm

(28mm)
35mm換算で42mmなので、広角とは言い難い
ただ、人物や静物メインの被写体なら十分実用の範囲と思われます。
運動会や発表会などのイベントで機動力したい時の一本です。
タムロン
75-300mm

(75mm)
このレンズのメインミッションは望遠域なので、ワイド端で争う意味はないでしょう
ニコン
50m
 
 50mmレンズは35mmの世界ではスナップ用として使い勝手のいいレンズとなりますが、デジ一のAPS-Cの世界ではどうでしょう?
意外と「使える」レンズだと思いますが
ニコン
24mm
 
 35mm換算で36mmとなります
デジ一専用という観点から考えると「ナシ」かも知れません

【おまけ・コンデジとの比較】
ニコン製のコンパクトデジカメで撮ってみました

ニコン
COOLPIX
S60 
 
 
 35mm換算で33mm相当とのことです
ニコン
COOLPIX
P300 
 
 
 35mm換算で24mmの画角です
18-70mmと比べても遜色のないカメラです。(もはや一眼レフ要らないのでは・・・)


【結論】
 やっぱりNIKKOR 18-70mmは凄い!
 運動会やピアノ発表会など、どうしても高倍率ズームが欲しい場面は別として、普段使いに子供のスナップや風景写真など応用範囲の広いレンズだと思います。
 上のサンプル写真は画角にしか触れていませんが描写力という点でも、派手でも地味でもない「ニュートラル」な味わいを出していると思いますが、いかがでしょう?

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