Arduinoはサクサクッと回路を組んで、ガリガリッとプログラムを書いて、パパッと走らせることが、本当にお手軽にできる楽しいガジェットです。
ただ、そのお手軽さゆえに幾つか回路を試していると足りなく感じる物があります。
その一つはブレッドボードとジャンパケーブル
こちらは小さいものを買い足しながら使っています
電源ラインがあるミニサイズや+-は無いけど150円という格安のものなど小さい回路では重宝しています。
ケーブルは店頭で見つけた、とにかくたくさん入ったセットが線も細くて便利です
もう一つ、やっぱりどうしても欲しくなるのが2台目3台目のAduino本体ですね。でも1台あたり2500円ほどするので買い足すのも気が引けます。ということで、ネットで調べてみると色々とArduinoそのものを自作されている方がいるようです。私も先人を見習ってArduino互換のマイコンを作ってみることにしました。
準備
互換機を作るために以下のものを調達しました
- AVRマイコン ATMEGA328P-PU 1個250円
- クリスタル(水晶発振子) 16MHz通販では10個パックですが、店頭では1個50円でした
- コンデンサは22pFが2個と0.1μFが1個必要
- 抵抗は1Mと10kが1個ずつ
- リセット用の押しボタン
あと、USB接続にして直接スケッチをアップロードしたかったので
- 抵抗1kが2個とコンデンサ0.1μFを1個
ブートローダ
ブートローダの書き込みはこちらを参考にしました
http://midohaji.ryokuondokei.com/content/4.html
クリスタル無しの回路もありますが、失敗すると面倒らしいのでクリスタル有り回路を採用
現在公開されているoptifixは当時のものと違うようです
以下のように修正
42行目の #include <avr/pgmspace.h>
↓コメントアウトして<Arduino.h>に書き換え
//#include <avr/pgmspace.h>
#include <Arduino.h>
とくにトラブルなく、すんなり書き込めました
単独起動
主に以下のページを参照
http://robo.mydns.jp/Lecture/index.php?Arduino%2FArduino%20%A4%CE%BC%AB%BA%EE%2FDuemilanoveTYPE
FT232RLのデバイスドライバをインストールしてつなぎました
IDEでも単独のArduinoとして認識され、スケッチのアップロード・実行が問題なく動作しました
※注意点
ネット上には古い情報もあり、ATMEGA168を想定した回路図も多いようです。私の方では、Arduino UNO +ATMEGA328Pの組み合わせだったので、上記HPの情報を採用しました
これで以前作ったUWB基板状のものを作れば、ブレッドボード直刺しで使えそうです