01.プラグインのインストール

イラストレータをVBで操作するには「ScriptingSupportプラグイン」をインストールする必要があります。このプラグインはイラストレータ9.0のCDに同梱されていますが、標準ではインストールされせん。CDから直接インストールする必要があります。(イラストレータCDの\Adobe Solutions Network\Illustrator 9.0 SDK\Scripting)
インストールが終了すると、イラストレータのPlug-insフォルダにScriptingSupport.aipというプラグインが現れ、VBからはOLEオートメションサーバとしてこのトロールすることができるようになるのです。

VBのプロジェクトからこの機能を使うには、プロジェクト設定の参照設定でタイプライブラリを追加します。(プロジェクト毎に設定する必要があります)


参照設定には下図のようにタイプライブラリとして表示されます。


このタイプライブラリを利用することによってイラストレータの膨大な機能を使うことができます。
CDのScriptingフォルダのDocumentationに、Illustrator Scripting Guide.pdfという詳細なドキュメントがありますが、すべて英語です。しかしVBの開発に慣れている方ならプロパティやメソッドの名前を見れば、大体の内容ほ理解できると思います。スクリプトに関する唯一の資料なのでハードディスク等にインストールしておくことをお勧めすします。
また、イラストレータのプラグインに関する資料は、http://partners.adobe.com/asn/developer/gapsdk/IllustratorSDK.htmlで入手できます。

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