早くも結論ですが・・・皆さんもそこが一番知りたい所なのではないでしょうか。
その前に、私が今回アップグレードした理由を述べておきましょう。
実は私は2年掛かりで、VBのソフトを組んでいるのですが(知らず知らずのうちに大規模なものになってしまいましたが)、最近になってインストールトラブルの苦情が出るようになりました。
調べたところ、どうも別のソフトに付いていたグリッドコントロール(Grid32.ocx)のバージョンが競合しているようだったので、グリッドを外してインストーラを作ったところ、今度はソフトが動かないという事態に陥ってしまいました。
もう一方のソフトを外すことも考えましたが、そっちはメーカのエンジニアじゃないとインストールできないソフトで、おまけにインストール料が何万も取られてしまうと言うではないですか...。
そうこうしているうちにVB6のアップグレード案内が届き、早速MicrosoftのHPで情報を見てみました。
VB6ではGridコントロールがフレキシブルGridに変更になったらしい。そういえば以前読んだ雑誌で、Gridはバージョン競合を起こすというようなことも書いてあった。Gridのocxが別のもになれば競合もしないはず・・・。ということで、急場しのぎにすぎないが新しいVBでいこう!ということになったのです。
つまり私自身としては、Gridのトラブルさえなければ依然としてVB4を使っていたであろう、ということです。
で、結論を言えばVB4あるいはVB5からVB6にアップグレードするには魅力は薄いというのが個人的見解です。
理由として、
ということが挙げられます。
逆に良くなった点として、WEBアプリ開発の強化が挙げられますが、私個人としてはそんなに需要があるとは思えません。
(MicrosoftがWEBにこだわるのには、それなりの理由があるようですが・・・)
私がもうひとつメインに使っている言語にDelphiというのがありますが、こちらは2.0から、3.0→3.1→4.0、と真面目にバージョンアップをしていますが、コストパフォーマンスはまあまあだと思います。