アオシマのハーミーズです。船体の加工に入ります。
ちなみに、軍艦のボディは艦体というと艦隊と紛らわしいので、船体と呼ぶそうです(諸説あり)。

まずは錨鎖甲板の定番加工。錨鎖の置換です。
モールドを削り、極細チェーンを接着しました。ただ、私としては細いモールドを削るのが苦手で、きれいに削れず傷跡が結構残ってしまいます。

錨鎖甲板の裏側です。瞬着で固定していますが、あとで艦尾側が干渉することが分かったので極限まで削りました。

船体に組んでみたところです。表側は固定していないのでしなっています。

続いて飛行甲板の遮風柵のモールドを埋めます。遮風柵は後ほどエッチングパーツを立てるのでラッカーパテで埋めます。

乾燥後に紙やすりで均しました。ついでに飛行甲板が地のままだとツルツルしている感じがしたので、全体に荒目のやすりを掛けました。

船体内部におもりと強力磁石をセットして張り合わせました。舷側は左右貼り合わせ式ですが、ピッタリと合ったので、前後を軽くやすり掛けした程度で合わせ目が消えました。

船体を接着したところで、不意にボート置き場(通路)の部分が気になり始めました。
艦船模型スペシャルの作例では、本来この通路の間には仕切りが無いはずなので、この奥まった部分を切飛ばし、通路上に作り直したと紹介されていました。
真横から見る分には気にならないのですが、少し斜めから見ると確かに柱の裏の仕切りが気になります。

ということで手遅れ気味ですが、私も件のボート置き場を切り飛ばしました。

確かに見通しが良くなりましたが、この奥に床と壁をどうやって立てようか。。。
しばし試行錯誤を繰り返すことになりそうです。

こちらは前回ご紹介した太っ腹の日本海軍艦載機のランナーです。
フォルムも良く凹モールドという願ってもない仕様です。こんなのが各12機分付いてくるなんて。
ちなみにランナーには「SORYU」と刻印されているので、店頭で蒼龍のキットを確認しましたが、このランナーは1枚しか入っておらず、各4機のセットということになります。
ハーミーズの豪華仕様は謎です。